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NPOのご紹介NPO information

支援団体NPO法人はぁとスペース

はぁとスペースは、飲酒運転ゼロ活動やドライバーズマナー運動、障害者アスリート支援運動を行っています。

動画の柴犬は、飼い主を飲酒運転の事故で失った「こゆき」。

こゆきの飼い主は、2011 年2 月に飲酒運転事故により16 歳の若さでこの世を去った山本寛大(かんた)くん。

寛大くんは福岡県で「はぁとスペース」の代表を務める山本美也子さんの長男です。

いつも一緒だった、寛大くんとこゆき。
寛大くんは子犬の頃から毎日のようにこゆきを遊びに連れて行き、毎日一緒に寝ていました。

こゆきは寛大くんが出かけると、ベランダで帰りを待っていたり、寛大くんの匂いが残るベッドで お昼寝をするのが大好きで、仲の良い兄妹のような関係でした。

しかし、この関係が飲酒運転事故により突如絶たれます。

こゆき

寛大くんがいなくなった時、こゆきはそわそわして落ち着かない様子でした。

お仏壇の前で泣いている美也子さんにずっと寄り添うこゆき。

こゆきはお仏壇の前で悲しむ両親に寄り添い、いつしかお仏壇の前がこゆきの居場所になりました。

こゆき
こゆき

私が寛大くんの側で寝ていると、なんだかみんなが安心するみたい。
私も寛大くんに会える気がして。
いつの間にかお仏壇の前が私の特等席になったのよ。
みんなには見えてないようだけど、ときどき笑顔のかんちゃんが
側にやってくる。優しく撫でてくれているような気がするの。
お仏壇の前で寝ていると、夢の中でもよく寛大くんに会えるしね。
寛大くんと私はいつも一緒だよ。
大好きなかんちゃん。
また、一緒にお散歩に行きたいな。

『こゆきの願い』扶桑社より

お仏壇の前から離れないこゆきの姿が話題となり、この飲酒運転撲滅のCM 製作に繋がりました。

「こゆきちゃんにも、きっと伝えたい思いがあるはずだから、それを伝えられるCM を作ろう。」

支援企業や共感した制作会社などの協力により、このCM は完成しました。

こゆき

このCM で、こゆきが歩くのは寛大くんと通った実際の散歩コース。

寛大くんを探すけど、寛大くんはどこにも見つからない。
どこか淋しげなこゆきの姿が胸を打ちます。

こゆきは現在11歳。
今でもお仏壇の前で寛大くんの帰りを待ち続けています。

こゆき
こゆき

寛大くんの同級生たちの悲痛なメッセージ

これは寛大くんの事故後に福岡中を駆け巡り、やがては国外にまで拡散したメールです。

みなさんこんにちは。
私たちは多々良中央中学校の第35期生です。

私たちは大事な友達を大人の勝手なわがままで亡くしました。
ほんとうに悔しいです。
悲しいです。
寛大の命を返せって言ってやりたいです。

でも今寛大の願いは私たちが元気に笑っていられることだと思います。
できることならもう一度寛大に会いたいそんな願いです。
電話してもメールしても寛大から返事はありません。
寛大は私たちの笑顔を見ることが何よりの支えになると思います。

今私たちができることは寛大のために飲酒運転撲滅を呼び掛けること。
それくらいです。
これで寛大の力になれるのかは分からないけどこのメールをできるだけたくさんの人に回して
いただけたら光栄です。

私たちの大好きな寛大の死を決して無駄にはさせません。
呼び掛けよろしくお願いしますm(_)m
多々良中央35期生高校1年生。一同。

学生

寛大くんの同級生たちのように飲酒運転撲滅を呼びかけている人は大勢います。

誰しもが「飲酒運転はいけないこと」だと分かっています。

それなのに何故、飲酒運転は無くならないのでしょうか。

社会心理学的に
「人間は自分の都合の良いように正当化して言い訳をする生き物」だそうです。

飲酒運転をする人は、勝手に
「自分は大丈夫。事故なんか起こさない」
と思っているのでしょう。

では、どうすればそんな人達を変えることが出来るのでしょうか。
人の習慣や行動を変えるのは難しいことです。

周りから変えていくしかありません。

世の中が今よりもっと飲酒運転に対して厳しく見ていく事が必要だと思います。
かつて、「喫煙」は当たり前でした。
飛行機や電車の中でも、学校の職員室でも街なかでもタバコを吸う人がいました。
しかし、時代は移り変わり、今では喫煙所でしかタバコが吸えないのが当たり前となりました。

飲酒運転もなくすことが出来るはずです。
飲酒運転をこの世からなくすこと。
それが飲酒運転事故により大切な人を失った方々の願いでもあり、こゆきの願いです。

STOP!!飲酒運転

はぁとスペースの飲酒運転撲滅に対する取り組み

福岡県では2006年、海の中道での飲酒運転事故依頼、飲酒運転撲滅の声が大きくなりました。
一時、飲酒運転も減ったものの2010 年には全国ワーストとなり、2011 年には寛大くんとお友達の隼人くんの命を奪う悲しい事故が再び起こりました。

「飲酒運転をゼロに!」

はぁとスペースは、街頭演説や学校・企業などでの講演活動を通じてたくさんの方々に飲酒運転に よる悲惨さや生命の大切さを訴え続けていく活動をしています。

STOP!!飲酒運転

福岡県では、このハートのロゴマークをトラックや自動販売機などで見かけた事がある方は多いと思います。
飲酒運転をする人を減らすことが難しいのであれば、飲酒運転をしない人を増やしていく。
ひとりひとりが思いやりを持って生きていく事が出来れば、助かる人は沢山います。
はぁとスペースはこのステッカーや、このロゴ付きのポケットティッシュ等の啓発グッズを広めることで飲酒運転ゼロの社会を目指し活動しています。

活動

寛大くんのお父さん・山本浩之さん

寛大くんのお父さんはリオデジャネイロ・パラリンピック日本代表選手の車いすランナーです。
山本さんは「STOP!!飲酒運転」のステッカーをヘルメットや車いすに貼り競技に挑み、飲酒運転撲滅の啓発活動を行ってきました。

山本浩之さん

寛大くんの事故直後も悲しい気持ちを乗り越え、寛大くんのために走り続けました。
現在も飲酒運転ゼロの活動と共に、障害者アスリート支援運動も行っています。

山本浩之さん

はぁとスペース:代表理事 山本美也子さんからのメッセージ

山本様

「今回、regaty 様にチャリティT シャツでのご支援を頂き本当に嬉しく素敵なご縁に心から感謝しております。
なかなか、なくならない飲酒運転ですが、沢山の皆さんにお声をあげていくことで飲酒運転がしにくい社会になり、それがやがて飲酒運転を止める!社会に変わっていくと信じています。
飲酒運転はゼロが当たり前です。被害者も加害者も作らない命が守られる社会を目指すため、どうか応援よろしくお願いします。
皆様から頂きました、寄付金は飲酒運転根絶の為に大切に使わせて頂きます。」

「はぁとスペース」が700 円で出来ること

  1. 700円
    街頭活動で使う啓発品のポケットティッシュを70個購入できます。
    (月に1度1ヶ所で約2,000個配っています。寄付金が多く集まりますと、より多くの場所で啓発活動が出来ます。)
  2. 300,000円
    こゆきちゃんのポスター制作費。
    大切な人が無事に家に帰れるように『飲酒運転はみんなで止めましょう!』という優しいポスターの制作費用にかかる費用合計です。
    (スタジオ撮影代等含む)

トラック

こゆき
こゆき

regaty 藤田コメント

私も犬を飼っています。
初めてこゆきちゃんのCM を見た時には胸を打たれました。勝手な考えですが、飼い犬より先に飼い主が亡くなる、という想像をしたことがありませんでした。
大切な人が突然目の前からいなくなる。
普段の何気ない日常が一変してしまいます。
こゆきちゃんは寛大くんの「死」を理解しているのでしょうか。
いつか戻ってくると信じて待っているのかも知れません。

今回、こゆきちゃんを通じて様々な事を考えさせられました。
飲酒運転は一瞬にしてたくさんの人を不幸にします。
被害者家族に限らず、加害者の周りも不幸にします。
「飲酒運転は殺人です。」
山本さんの言葉が重く胸に刺さります。
私たちみんなで飲酒運転ゼロの社会を作っていきましょう。