今回ご購入いただいた全ての商品1点につき700円が
『選択されたボランティア団体』に寄付されます。

これまでの合計寄付金額

¥ 1,222,900

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支援団体九州レインボープライド

九州レインボープライドは、LGBTを始めとするセクシャル・マイノリティ(性的少数者)を筆頭に、世の中の差別や偏見から子どもたちを守り、自分らしく生きていく事ができる社会の実現を目指しています。

あなたは知っていましたか?

「この中で『左利きの人』もしくは『左利きの知り合いがいる人』は手を挙げて下さーい!」

九州レインボープライド代表である「あなたの のぶゑ(三浦暢久)」さんの問いかけに、講演を聴いていた学生さんたちの大半が手を挙げました。

「では、この中で『AB型の人』もしくは『AB型の知り合いがいる人』は手を挙げて下さーい!」
これもまた、学生さんたちの大半が手を挙げます。

「では、この中で『LGBTの知り合いがいる人』は手を挙げて下さーい!」
しかし、この問いかけにはほとんど手が挙がりませんでした。

皆さんは知っていましたか?

左利きの方も、AB型の方も、LGBTの当事者とだいたい同じくらいいるんです。
みな同じ割合で、13人に1人ぐらいと言われています。

現在、LGBTの人口は5%~7%という統計が出ています。
しかし、なぜ左利きの人やAB型の人のように周りにいないのでしょうか。
いえ、いるんです。
でもLGBTの方の大半が、自分がLGBTの当事者である事を隠して生きているんです。
LGBTの方々にはたくさんの壁があるんです。

現在ではTVで活躍しているタレントさんも増えてきていますし、偏見のない方も増えていると思いますが、実際はまだまだそんなに生きやすい社会ではありません。
気軽に公表して生きることは難しいのです。

「カミングアウト」をすることは、もしかすると命に関わるぐらいに重要な出来事なのです。

LGBTってなに?

苦しかった幼少期

LGBTの方で、親友と呼べる仲の友達にはカミングアウト出来ても、親には言えない、という方が多いといいます。

のぶゑさんも言えなかったと話してくれました。

仕草や言葉遣いが女性っぽいという事で、親やお兄さんから
「お前、絶対オカマになるなよ」
と言われていたそうです。

LGBTの当事者は自ら命を絶ってしまう方もいます。
自殺未遂率が6倍(ゲイ・バイセクシャル男性対象の調査)と高確率になるとも言われています。
身近に本当の自分の事を話せる人がいない。
理解してくれる人がいない。
家族にすら打ち明けられない。

LGBTのことが日本でもようやく理解をされ始めました。
「私はLGBTの友達もいるし、ちゃんと理解しています。」
という人も増えました。
とは言え、「自分の子どもがLGBTだったら?」という問いには

「いや、まさかうちの子が・・。」
という方もまだ多いのではないでしょうか。

LGBTのことを全て理解する、ということは難しいと思います。

でも、LGBTの子どもたちが自殺に追い込まれることのない、未来に夢を持って暮らせる社会をつくることは出来ると思うんです。

マジョリティもマイノリティも関係なく、差別や偏見から子どもたちを守り、自分らしく生きていく事ができる社会をみんなで作っていきませんか?

知らないうちに誰かを傷つけてるかも?

当事者たちはこんなことで苦しんでいる

上の図を見て頂くと、私たちが日頃当たり前の様に生活している中にもLGBT当事者の方々の苦しみが存在しています。

今でこそランドセルの色はたくさんありますが、昔は男の子は「黒」、女の子は「赤」と決められていました。
トイレにしても「男子トイレ」「女子トイレ」の2種類しかなく「みんなが使えるトイレ」というものは存在しませんでした。

例えば、あなたは異性用のトイレに堂々と入ることが出来るでしょうか?
私たちには何気ない日常でも、LGBTを始めとするセクシャル・マイノリティの方々は苦しんでいることも多いのです。

性別はグラデーション。
男女の2つに分けることは出来ません。
性は多様性に富んだものなのです。

知ることから始まる

regatyでは『知ること』をテーマに様々な社会問題をお伝えしてきました。
今回の「LGBT」に関しても、まずは知ることだと思います。
「大多数」という集まりも、実はマイノリティの集まりです。

みんな素敵な個性であることを伝えたい。

九州レインボープライド:代表 あなたの のぶゑさんからのメッセージ

あなたの のぶゑ様

心のままに生きていけることの素晴らしさを知ってほしい。
私たちはまだまだ生きにくい環境にあります。

中にはそれがわがままだとおっしゃる方もいらっしゃいますが、その方達には私たちの苦しみはわかりません。

でも少しずつでも賛同していただける方たちが増えて行った時「100匹目の猿」の現象が起きるのです。
世界各地ではそのようなイノベーションはすでに起きています。

私たちは、ただ好きになる人が大多数の方と違うだけです。
私たちは、ただ自分自身の感じる性が大多数の方たちと違うだけなのです。

たったそれだけのことなのに、こんなに苦しまなければならない。
そんな社会ではなく、どんな方でも幸せになっていい社会であってほしいと思います。

皆様も何らかの息苦しさを感じているかもしれません。
もしかすると自分に正直になったら、心が軽くなるかもしれません。

みんなが
「あなたのままでいい」
「そのままでいい」
と、笑顔でおしゃべりができる社会にしませんか?

実はLGBTだけの問題ではないのです。
みんなが尊重しあえる社会はすべての人が生きやすい社会になると私は思います。
応援のほどよろしくお願いいたします。

「You are never alone」あなたは決して1人ではない

今回、九州レインボープライドを支援させて頂く時期に合わせて、regatyオリジナルの「You are never alone」という刻印入りブレスレットを販売開始致します。

このブレスレットには
「あなたは決して1人じゃない。
あなたの仲間が、周りには沢山いるんだよ。」
というメッセージが込められています。

LGBTに限らず、障がいのある方など「マイノリティ」といわれる方や、その理解者である方々がこのブレスレットを身に付けることで、同じ場に居なくとも心が繋がっていることを感じることが出来るアイテムになればと思っています。

regatyのブレスレットは革の切り出しから染め、縫い、仕上げまですべての工程を1人の革職人が行っています。

革は古来からのなめしの方法で、植物が持つ「タンニン」という天然物質を用いた「タンニンなめし」を行ったヌメ革を使用しています。

結合部分はマグネット式になっており、片手でも簡単に取り外しが出来ます。

このブレスレットに限らず、regatyの商品にはすべて700円の寄付が付いています。
あなたがひとつ商品を購入する事で、700円が選択された団体に寄付されます。

私たちregatyと一緒に九州レインボープライドの活動を応援しませんか?

寄付金の使いみち

  1. LGBTのイベント運営費
  2. LGBTセミナーの活動費

regaty 藤田コメント

のぶゑさんは本当に明るく、常に笑顔のイメージです。

でもLGBTの話になると急に真剣な眼差しで熱く語ってくださいます。
のぶゑさんがカミングアウトされたのは31歳のとき。
「仕事を失うのではないか」
「友人を失うのではないか」
「両親や兄弟を失うのではないか」
と不安でいっぱいだったそうです。

私には想像も出来ないくらい辛い思いをしてきたに違いありません。

でも、周りは受け入れてくれ、のぶゑさんは自分自身の本当の姿で生きていく人生を手に入れました。
カミングアウトをすることが懸命とは限りませんが、LGBT当事者の方々にとって、のぶゑさんは心強い存在なのではないかと思います。

LGBTの事で悩んでいる方はまだまだ沢山いらっしゃると思いますが、絶対にあなたを守ってくれる方が周りにいます。
私ものぶゑさんと一緒に、世の中すべての人たちが、自分らしく生きていく事ができる社会の実現を目指して頑張ります。