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支援団体公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会
シャンティは、アジアで子どもたちへ教育支援や緊急支援を行う国際NGO です。
教育には人生を変える力があります。
シャンティは、すべての子どもたちに教育の機会を届けるため、地域の文化や対話を大切にしながら、図書館活動や学校建設を行っています。
内戦で有識者の多くが殺害され、当時の先生の8割が亡くなってしまったからです。
47の民族が存在するといわれるラオスでは、少数民族の貧困度が高く、学校で教えるラオス語が分からないことも原因となっています。
長年にわたる戦争で、教育を受けられない子どもたちが多く、現在も45%の小学生、68%の中学生は学校に通えていません。
2011年には500校が治安の悪化により閉鎖されたことも理由の一つです。
世界には内戦や貧困などにより
まだ教育が行き届いてない子どもたちがたくさんいます。
このような問題に対し、シャンティは、「共に学び、共に生きる」平和(シャンティ)な社会の実現のためにアジアの6つの地域で子どもたちへの教育・文化支援を行っています。
- 海外での活動地域
- カンボジア・ラオス・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ・アフガニスタン・ミャンマー・タイ(パートナー団体との協働)
- シャンティが行う事業
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- 図書館事業
- 図書館の設置、絵本などの図書の出版、人材育成、 移動図書館活動を行っています。
写真/シャンティ- 学校建設事業
- 校舎がなかったり、教室の絶対数が不足している学校の建設を住民や行政と協力しながら行っています。
写真/シャンティ
(c)MasaoSeto- 奨学金・学生寮事業
- タイの都市スラム、山岳部に住む子どもたちのために奨学金の支給や学生寮の運営を行っています。
写真/シャンティ- 緊急救援活動
- 地域に根ざした活動を実施。
今回の熊本地震でも熊本市東区にて炊き出しや傾聴、足湯活動を行いました。
写真/シャンティ - 図書館が育てたスラム出身の外交官
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オラタイ・プーブンラープさん 写真/シャンティ
オラタイさんの家は狭いため勉強するのはいつも図書館の2階で、当時1万冊程度あった蔵書のほとんどを読んでしまったといいます。
中学、高校時代とシャンティの奨学金を受け、タイの名門「国立チュラロンコーン大学文学部」に主席に近い成績で合格。モスクワ留学を経て現在はタイの在モスクワ外交官として働いています。
「私の外交官としての現在は、小さな図書館との出会いがなければありませんでした。図書館は、誰でも学びたければ、学ぶ機会を与えてくれます。」
シャンティが700円で出来ること
- 700円で、絵本が2冊購入出来ます。【カンボジア】
- 7,000円で、小学校で使う文具(ペン・ノート)7クラス分(210人)【ラオス】
- 24,000円で、子ども1人に対して1年間の奨学金になります。【タイ】
- 35,000円で、カレン語教科書182冊を支給することができます。【ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ】
- 70,000円で、小学校の机・イス(2人用)14組を支給することができます。【ラオス】
株式会社regaty:代表取締役 藤田 彰
「お菓子は食べたらなくなるけど、絵本は何度でも読めるから好き」シャンティさんの活動を行っている地域の子どもがつぶやいた言葉だそうです。
事務局を訪れた際に、ボロボロになった絵本を見せて頂きました。おそらく子どもたちが何度も読み返した証だと思います。その絵本を読んでいる子どもたちの笑顔が浮かんできました。あらためて、絵本の持つ力や教育が子どもたちの未来に必要だと感じました。
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公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会
支援者リレーションズディレクター 神崎 愛子さんからのメッセージです。
内戦、貧困、自然災害が原因で、アジアにはまだ本を知らない子どもたちがいます。
本を通して、子どもたちは文字を覚えることができます。先人の叡智や歴史から学ぶことができます。
世界への視野を広げることができます。
そして何より、人の喜びや悲しみを理解することができます。
『本を開くことは、未来を拓くこと』そう私は信じています。
私たちは、アジアの子どもたちの教育支援活動を行っています。
本を手にすることができず、学ぶ機会をもてない子どもたちがいることを知ってください。
「本の力を、生きる力に。」まだ、本を知らない子どもたちのために、一緒に応援してください。